夏の季節に多い事故事例…冷感タオルやスプレー缶など、消費者庁より注意喚起

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扇風機の使用に注意
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 消費者庁では、夏の季節に多い事故事例を紹介し、消費者に注意を呼びかけている。特に節電や熱中症予防を意識して利用されるグッズや夏のレジャーで利用されるグッズには気をつけてほしいという。

 節電や熱中症予防を意識して利用されるグッズで気をつけるべきものとして「扇風機」「冷感タオル」「冷却シート」がある。

 扇風機は、「30年以上使用している扇風機が突然発火した」という情報が同庁に寄せられている。長年使用している扇風機は、熱、湿気、ホコリなどの影響により、内部部品が劣化し、発煙・発火しやすくなっている恐れがある。扇風機の使用にあたり、機器に異常がないか注意が必要だ。

 水で濡らすだけで冷感が得られる冷感タオルは、乾くと硬くなる性質をもっているため、湿らせた状態で販売されていることが多く、カビの発生を防ぐために防腐剤を含む水が使用されている。皮膚障害などの被害を防ぐため、開封後、冷感タオルを初めて使う前には、防腐剤を除くためにぬるま湯で必ず洗うこと。

 熱冷まし用ジェル状冷却シートは、何らかの原因で冷却シートが額からずれ、口と鼻を覆ってしまう可能性がある。特に乳幼児に使用する場合は、乳幼児が食べたり、口や鼻に張り付いたりしないよう保護者が十分注意すること。また、冷却シートの使用により腫れや湿疹など皮膚に異常を感じた場合は、使用を中止して、専門医を受診すること。

 夏のレジャー等で利用されるグッズで気をつけるべきものとして、「花火」「スプレー缶」「日焼け止め」「日焼けマシン」がある。

 花火は、炎が逆に噴き出したり暴発したりして、思わぬ事故に結びつくことがある。子どもだけで遊ばせず、保護者が付き添うようにし、花火に火をつけるには、マッチやたばこ用ライターは使わないこと。また、打ち上げ花火や噴き出し花火は、途中で火が消えても絶対にのぞき込まないこと。必ず近くにバケツなどに入れた消火用の水を用意しよう。

 多くのスプレー缶は可燃性ガスを使っているので、火のそばで使うと引火するおそれがある。火の気のあるところでは使用せず、使う際は十分に換気を行うなどの注意が必要だ。夏は気温が高くなるため、缶の内圧が高まり、破裂しやすい環境となる。保管場所にも注意すること。

 消火器の耐用年数は8~10年程度。特に、長い間、風雨にさらされると、本体容器が劣化しやすくなる。しっかりと管理し、放置しないこと。

 日焼け止めは、初めて使う際に身体の目立たない箇所でごく少量を試すなどパッチテストをして、トラブルが起きないことを確認してから使用すること。異常があった場合には、すぐに使用を中止し、製造事業者や販売店などに相談するか、専門医の診察を受けること。

 日焼けマシンは、熱中症や火傷に繋がるケースもあるため、紫外線照射の長さや強さは、体調や目的をよく考えて決めること。
《工藤めぐみ》

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