気象庁の異常天候早期警戒情報、熱中症対策に効果的

 気象庁は27日、異常天候早期警戒情報として、東北・北陸・中国地方における8月1日(水)から8月10日(金)までの期間の平均気温が「かなり高い」確率が30%以上になると発表した。

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異常天候早期警戒情報、8月1日〜10日
  • 異常天候早期警戒情報、8月1日〜10日
 気象庁は27日、異常天候早期警戒情報として、東北・北陸・中国地方における8月1日(水)から8月10日(金)までの期間の平均気温が「かなり高い」確率が30%以上になると発表した。

 異常天候早期警戒情報は、原則として毎週火曜日と金曜日に、情報発表日の5日後から14日後までを対象として、過去平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

 異常天候早期警戒情報が熱中症対策に効果的なのは、事前対策が可能だからだ。体が暑さに慣れるためには数日から2週間ほどの時間が必要といわれており、5日後から14日後までを対象としている早期警戒情報は、暑熱順化を獲得するための体作りをする準備期間を与える。また、夏休みの長期企画など、イベントや野外活動が増えるか夏季においては、十分な水分の準備などをあらかじめ進めることもできる。

 熱中症にならないために、事前の準備を意識するよう気象庁はよびかけている。
《村尾 純司》

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