総務省は9月10日、「スマートフォン安心・安全利用促進プログラム」を公表した。安心・安全にスマートフォンを利用できるように周知啓発活動を全国的に展開し、安心・安全な利用環境整備の支援を行うという。 スマートフォンが急速に普及する中、利用者に対する必要な情報提供を行い、プライバシーや情報セキュリティ面での課題に関係者が適切に対応し、利用者が安心・安全に利用できる環境を整備するという。 スマートフォンは、とくに高校生への普及が著しいことから、高校PTAと連携した重点的な周知啓発活動を全国的に展開する。 提供する情報は、スマートフォンの特性やサービス構造などを解説した「基本的事項」や「プライバシーに関する事項」「情報セキュリティ対策」「青少年・保護者や高齢者が知っておくべき事項」の4つ。これらの情報を分かりやすく整理した周知啓発用資料やDVDを作成する。 また、スマートフォンのフィルタリングの改善、青少年のインターネットリテラシーに関する指標の作成・活用、高齢者を意識した周知啓発活動への支援等を行い、青少年に必要な利用環境整備を促進するという。