2013年春 花粉飛散量、東北・関東の多いところで今年の3倍

 花粉症に悩む方にシーズンの花粉傾向を知ってもらい、早めの対策を取ってもらおうと、ウェザーニュースは10月30日、2013年の花粉シーズンの「スギ・ヒノキ花粉」傾向を発表した。2013年春の花粉飛散量は、全国平均で2012年の1.7倍の飛散量となる予想という。

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 花粉症に悩む方にシーズンの花粉傾向を知ってもらい、早めの対策を取ってもらおうと、ウェザーニュースは10月30日、2013年の花粉シーズンの「スギ・ヒノキ花粉」傾向を発表した。2013年春の花粉飛散量は、全国平均で2012年の1.7倍の飛散量となる予想。2月以降は徐々に花粉飛散量が増えていくので、早めに事前対策を進めておくのがおすすめという。

 2012年の夏は、東~北日本を中心に記録的な残暑・少雨で、スギ花粉の元となる雄花の生育に適した条件となった。一方、西日本は曇りや雨の日が多く、九州や太平洋側を中心に雄花が成長しにくい天候となった。

 また、多く飛散した翌年は飛散量が少なく(裏年)、少ない年の翌年は多く(表年)、花粉の飛散量は交互に増減する傾向がある。2012年の花粉シーズンは比較的飛散量の少ないシーズンであったため、この夏の天候も考慮すると、2013年春の花粉飛散量は、全国平均で2012年の1.7倍の飛散量となる予想で、北~東日本では2倍前後、西日本では1.3倍程度となる予想だ。また、東北や関東の多いところでは、2012年の3倍近くになるところもある一方、九州では2012年並かやや少ない飛散量となるところが多くなるという。

 ウェザーニュースのウェブサイトでは、全国各地のウェザーリポーターから寄せられた「みんなの雄花リポート」や「スギ・ヒノキ林の活性度」「エリアごとの飛散傾向」が掲載されている。
《工藤めぐみ》

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