東京・神奈川の中学入試解禁日まで2か月を切り、今年も出願準備の時期に入った。模擬試験も残り少なくなってきたが、気になるのはやはり、志望校の偏差値ではないだろうか。 中学受験の大手塾であるSAPIX小学部(サピックス)、日能研、四谷大塚や首都圏模試センターは、ホームページにおいて偏差値情報を公開している。ここでは、主に首都圏の偏差値一覧を紹介する。 SAPIX小学部は今年から、会員登録が必要なマイページ・インフォメーションにおいて偏差値表を公開している。今春(2012年)受験したSAPIX生の6年生後期のテスト(マンスリーテスト・合格力判定サピックスオープンの男女総合偏差値)の平均偏差値をもとに算出し、来年度の動向を予測した一覧表になっている。 日能研は、全国公開模試ごとに、今春(2012年)の結果をもとに、来年入試での試験日・定員・入試科目の動きと合判テスト結果を見ながら予想したR4(合格率80%)予想偏差値を公開している。同塾では、関西の偏差値も閲覧できる。 四谷大塚は、模試ごとに合格率80%および50%の偏差値を公開している。同塾では、学校名で検索したり、偏差値を指定して該当する学校の情報を表示するなどのサービスも行っている。 中学受験の首都圏最大規模の公開テストを実施する首都圏模試センターは、12月版の合格率80%偏差値を公開。2012年と2011年の結果偏差値(80%・50%)を、男子校・女子校・共学校・国立校・公立中高一貫校ごとに比較できるデータも掲載している。 なお偏差値は、模試受験者の母集団の成績より算出されるため、同じ学校であっても、塾・模試により異なるので注意が必要だ。◆偏差値リンク・SAPIX小学部・日能研・四谷大塚・首都圏模試センター