厚労省、インフルエンザが流行シーズン入りしたと発表

 厚労省は12月21日、インフルエンザが今季初めて流行シーズンに入ったと発表。12月10日から16日の感染症発生動向調査において、インフルエンザの定点当たり報告数が1.17と、流行開始の目安とされている1.00を上回った。

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インフルエンザ定点当たり報告数推移
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 厚労省は12月21日、インフルエンザが今季初めて流行シーズンに入ったと発表。12月10日から16日の感染症発生動向調査において、インフルエンザの定点当たり報告数が1.17と、流行開始の目安とされている1.00を上回った。

 インフルエンザ流行の指標とされる定点当たり報告数とは、全国約5,000個所の医療機関から報告された患者数の1医療機関当たり平均値。12月10日から16日までの7日間において、報告数が5,789人に達し、定点当たり報告数が1.17となった。なお、この時期の流行入りは平年並みだという。

 都道府県別にでは、佐賀県の8.11がもっとも高く、群馬県(6.87)、沖縄県(3.79)、山梨県(3.08)、埼玉県(2.28)、千葉県(2.27)が続いた。また、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校において休校、学年閉鎖、学級閉鎖があった施設数は7日間で121施設、1,486人の生徒が欠席した。

 21日のインフルエンザ流行入りに伴い、厚労省は「まめにマスク、まめに手洗い」と「予防接種」を呼びかけている。
《湯浅大資》

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