「キラキラネームは就活に不利?」新卒採用の実態調査

 「キラキラネームは不利」「就職活動では体育会系が有利」「手書きの履歴書が有利」といった通説や噂について、ライフネット生命は実態調査を行い、「新卒採用関係者の意識調査」を発表した。

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新卒採用関係者の意識調査
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 「キラキラネームは不利」「就職活動では体育会系が有利」「手書きの履歴書が有利」といった通説や噂について、ライフネット生命は実態調査を行い、「新卒採用関係者の意識調査」を発表した。

 同調査は、2012年10月26日~11月2日の8日間、新卒採用を実施する組織の採用関係者を対象にモバイルリサーチを実施。1,000名の有効回答を集計した。

 初見で読めないような奇抜な名前や漢字の当て字といった「キラキラネーム」と「古風な名前」では、「両者に全く差はない」が82.2%となった。「キラキラネームが有利」は3.3%とわずかで、「古風な名前が有利」14.5%との意見が相対的に多かった。

 男性と女性について、「両者に全く差はない」52.7%がもっとも多く、次いで「男性が有利」37.0%、「女性が有利」10.3%となった。雇用機会均等法により、男女のいずれかを優先的に採用することは禁じられているが、実態としては、男性を有利に扱っている組織が4割近くとなった。

 体育会系と文化会系について、「体育会系が有利」19.2%、「文化会系が有利」4.7%となり、相対的には体育会系が有利な状況のようだ。

 手書きで作成した履歴書での応募とパソコンで作成した履歴書での応募について、「両者に全く差はない」が68.3%と7割近くを占めた。「手書きで作成した履歴書での応募が有利」28.7%、「パソコンで作成した履歴書での応募が有利」3.0%となった。
《工藤めぐみ》

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