東京都教育委員会は、2月3日(日)に実施された平成25年度東京都立中等教育学校および東京都立中学校 一般枠募集の受検状況について発表した。 小石川中等教育、白鴎高等学校附属、両国高等学校附属、桜修館中等教育、富士高等学校附属、大泉高等学校附属、南多摩中等教育、立川国際中等教育、武蔵高等学校附属、三鷹中等教育の10校全体で、募集人員1,397名のところ10,144名が受検し、受検倍率は7.26倍となり、昨年の6.76倍より0.5倍増加した。男女別にみると、男子6.74倍に対し女子7.78倍と1倍以上の開きがあり、昨年同様の傾向となっている。 特に高倍率なのは、大泉高等学校附属の9.18倍で、昨年の7.79倍を大きく上回った。特に女子は10.25倍(昨年8.45倍)と高倍率となった。倍率ではこれに、桜修館中等教育の9.89倍(昨年7.09倍)、白鴎高等学校附属の9.24倍(8.94倍)が続く。もっとも倍率の低い学校でも5倍を超えるなど、東京都立中等教育学校・中学校の人気の高さが伺える結果となった。 一般枠募集合格者の発表は、2月9日(土)午前9時に、各学校で行われる。 なお、大泉高等学校附属中学校において、適性検査Iの大問1における問題1の問題文に誤りがあったが、受検生の解答に影響はないため、採点上の対応は行わないという。