奨学金利用の約9割が貸与型、200-300万が最多

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奨学金の利用(利用予定)について
  • 奨学金の利用(利用予定)について
  • 大学の学費は、保護者と子どものどちらが支払うべきか
  • 現在利用している(将来利用する予定の)奨学金の総額
  • 利用している(利用を検討している)奨学金制度のタイプ
 Benesse教育情報サイトは2月7日、奨学金制度に関する調査結果を発表した。利用している(利用を検討している)奨学金制度のタイプは貸与型が86.2%を占め、奨学金の総額は、「200万円~300万円未満」が最多の30.5%であることが明らかになった。

 同調査は、2012年12月12日~12月18日に、同サイトサイトメンバーで高校3年生~大学生の子どもを持つ保護者を対象にアンケートを実施。732人(うち奨学金受給、もしくは受給予定は134人)の回答を得た。

 子どもの大学進学にあたり、奨学金の利用(利用予定)について尋ねたところ、「利用(または利用予定)」と回答したのは、高校生の保護者が23.4%、大学生の保護者が40.3%。「利用を検討中」は高校生の保護者が29.4%、大学生の保護者が5.5%であった。

 大学の学費は、保護者と子どものどちらが支払うべきか尋ねたところ、最多は「主に保護者」54.9%、次いで「主に保護者だが子ども自身も」26.9%、「主に子ども自身だが保護者も」8.3%、「保護者と子ども半々」5.5%、「子ども自身で」4.4%が続いた。保護者が支払うべきと思う理由には「学生の本分は勉強することにあると思うので、学費は全額を保護者が負担したほうがよい」などが挙げられた。

 仮に進学費用が足りなかった場合、子どもの大学進学をどう考えるか尋ねたところ、最多は「お金を借りてでも、志望大に進ませる」56.1%、次いで「お金は借りず、今あるお金で進める大学に変更する」21.9%、「未定」22.0%が続いた。

 現在利用している(将来利用する予定の)奨学金の総額は、「200万円~300万円未満」が最多の30.5%、次いで「100万円~200万円未満」22.4%、「100万円未満」20.7%が続いた。

 利用している(利用を検討している)奨学金制度の種類は、「日本学生支援機構(JASSO・旧日本育英会)」の奨学金制度」が70%を超えた。次いで「学校の奨学金制度」が約10%となり、60ポイント以上の差がある。奨学金制度のタイプは、「返還義務のある貸与型」と「返還義務のない給付型」の大きく2つに分かれる。貸与型(有利子)が47.7%、貸与型(無利子)38.5%、「給付型」12.6%、「その他」1.1%と貸与型が86.2%と9割近くを占めた。

 このほか、同サイトでは「奨学金制度の選び方のポイント」なども紹介している。日本学生支援機構の奨学金の場合、大学入学時の4月に奨学金を受け取るためには、高校3年生のうちに高校を通して予約の申し込みをしておく必要があり、早目の準備が必要という。奨学金の利用を考えている方は早めの情報収集をおすすめする。
《工藤めぐみ》

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