最初で最後の「パンスターズ彗星」観察スポット情報を募集

 3月から4月にかけて明るくなる「パンスターズ彗星」。現在キャンペーンが行われており、公式Webサイトで観察スポットの情報を募集している。主催は日本天文協議会と「パンスターズ彗星を見つけよう」キャンペーン実行委員会で、期間は4月30日(火)まで。

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「パンスターズ彗星を見つけよう」キャンペーン
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  • 「パンスターズ彗星」って何ですか?
  • 月中旬は夕方1回、3月下旬からは朝夕2回観察できる
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 3月から4月にかけて明るくなる「パンスターズ彗星」。現在キャンペーンが行われており、公式Webサイトで観察スポットの情報を募集している。主催は日本天文協議会と「パンスターズ彗星を見つけよう」キャンペーン実行委員会で、期間は4月30日(火)まで。

 「パンスターズ彗星」はハワイのパンスターズ1望遠鏡が発見した期待の新彗星。2013年11月から12月にかけて明るくなる「アイソン彗星」と並んで注目されている。「パンスターズ彗星」は二度と戻ってこない放物線状の軌道を描いているため、見ることができるのは今回が最初で最後。

 彗星は最初の予測ほど明るくはならない可能性があるものの、3月中旬は夕方1回、3月下旬からは朝夕2回見ることができる。ただし、低空でしかその姿を見ることができないため、建物や樹木などがない空が開けた場所で、双眼鏡や望遠鏡を利用すると見つけやすい。Webサイトから、彗星を観察できる時間帯や観察会などの関連イベントが確認できる。

 観察スポットの情報を投稿するには、Webサイトから「見えたかどうか」「見た日付」「観察場所」を入力して送信する。任意でコメントや写真も投稿できる。日本で観察しやすくなるのは3月10日以降だが、すでに「見えた」という報告も見受けられた。「見えなかった」という報告も重要なので、観察に出かけたら投稿して情報を共有しよう。
《黄金崎綾乃》

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