科学技術振興機構(JST)が3月23日より2日間にわたって開催した「第2回 科学の甲子園全国大会」に愛知県立岡崎高等学校のチームが優勝した。灘高等学校(兵庫県)のチームが第2位、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)のチームが第3位となった。 科学の甲子園全国大会は、科学好きの裾野を広げ、トップ層のさらなる学力伸長を目的として平成23年度に創設された。第2回となる今回は、第1回を上回る6,000名を超える生徒が参加。各都道府県の選考を経て選抜された47校、合計358名の高校生達が、科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな科学的な課題に挑戦した。 筆記競技と実技競技の得点を加算した総合成績の結果、愛知県立岡崎高等学校のチームが優勝、灘高等学校(兵庫県)のチームが第2位、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)のチームが第3位となった。また、愛知県立岡崎高等学校のチームは、シマンテック賞とインテル賞、日立賞の企業賞も獲得した。 なお、「第3回科学の甲子園全国大会」は、平成25年度に再び兵庫県にて開催される予定だ。