PHP研究所は4月17日、学習塾「花まる学習会」の経営者・高濱正伸氏の新刊「中学受験に失敗しない」を発行した。 高濱氏は、「生きる力を育てる」「メシの食える大人に育てる」を塾の教育理念としている異色の学習塾経営者。年間100回以上の講演で全国を飛び回るかたわら、花まる学習会での授業も欠かしたことがないという。 本書では、20年以上、常に現場でさまざまな家庭と接し、その後の成長を見届けてきた高濱氏が、母親の本音、父親の本音、受験する我が子の思いを代弁したという。 「中学受験に向く子と向かない子がいる」という著者は、「中学受験よりも高校受験で勝負した方が有利」と判断すれば、受験直前の小学6年生の夏でも中学受験をやめることを提案するという。長年の著者の経験から得られた、教え子の成功パターン、失敗パターンを紹介し、学年別にしておくことなども詳しく解説している。◆中学受験に失敗しない著者:高濱正伸価格:760円出版社:PHP研究所体裁:新書判並製頁数:211ページ発売日:2013年4月17日目次:第1章 中学受験に向く子、向かない子・公立中学・私立中学のメリットとデメリット・中学受験に挑める親子の条件・我が家は「高校受験でいく」と決めたら第2章 中学受験を決めたなら・4年生 受験生活スタート・5年生 中学受験の土台作りの1年間・6年生 いよいよ受験本番第3章 中学受験生の母親の心得・幸せな母親像が、我が子を幸せにする・母親にできる中学受験サポート術・母親にしかできないこと第4章 中学受験生の父親の心得・父親次第で家庭が変わる・父親にできる中学受験サポート術