日本経済新聞社は、中学生・高校生・大学生を対象にした株式学習コンテスト「第14回日経STOCKリーグ」を開催、5月下旬より参加者を募集する。バーチャル株式投資や、レポート作成など実践的な内容となっている。 日経STOCKリーグでは、バーチャル株式投資や、各自の投資テーマに沿ったポートフォリオ(分散投資)と、レポートの作成を通じて、いきた経済に触れ、自ら考え、学んでいく力を身につけていくことを目的とする。 ポートフォリオ学習では、経済動向、企業動向、環境問題、地域活性、少子化問題など、各自の問題意識から、投資したい会社や応援したい会社を考え、調査し、テーマにあったポートフォリオを構築。構築したポートフォリオをインターネットの株式投資のシミュレーションを通じて、実経済の変動を感じてもらうという内容。 また、任意参加のバーチャル株式の体験学習では、参加各チームに与えられた500万円分の仮想株式投資権を付与。インターネットを活用して、実際の株価に基づいて株の模擬売買を行い、経済や金融の仕組み、働きを学ぶことができる。 レポート作成では、ポートフォリオ構築のテーマを決めた背景や銘柄決定のプロセス、銘柄の情報などをまとめる。日経会社情報、インターネットなどを使って投資テーマにあった会社に関する会社情報、業績、将来性や社会貢献への取り組みなどについて調べ、場合によっては企業訪問や取材を行う。 参加者は作成したレポートを提出し、その内容に基づき最終審査委員会が各賞の受賞チームを決める。最優秀賞チームには、海外研修旅行も予定されているという。 参加申し込みは、インターネットから。まず、指導教諭(教官)が参加エントリーし、その後、学生が1チーム、3~5名で申し込む。第1次締切りは6月30日、第2次締切りは9月3日。