OECD「暮らし指標」発表、日本は総合19位・教育2位

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 経済協力開発機構(OECD)は5月28日、「より良い暮らし指標(BLI:Better Life Index)」のアップデート版を発表した。日本は複数の項目で平均並みか平均以上に位置づけられており、教育に関しては、フィンランドに次いで2位となった。

 「より良い暮らし指標(BLI)」は、人々が暮らしを計測・比較することを可能にする指標。暮らしの11分野(住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、ガバナンス、医療、生活の満足度、安全、ワークライフバランス)について36か国間を比較している。

 11分野の総合ランキングでは、1位「スイス」、2位「カナダ」、3位「ノルウェー」、4位「スウェーデン」、5位「オーストラリア」が上位にランクイン。日本は36か国中19位となった。日本は、「安全」(1位)と「教育」(2位)で高い評価を得た。

 教育のランキングでは、1位「フィンランド」、2位「日本」、3位「スウェーデン」、4位「韓国」、5位「ポーランド」が上位にランクインした。

 教育について、OECDの学習到達度調査(PISA)によると、日本の生徒の読解力、数学的応用力、科学的応用力の総合点は平均529点で、OECD平均の497点より高い。生徒のスキル面で日本はOECD加盟国中もっとも強い国の1つとなっている。男女別にみると、女子の成績の方が男子の成績より平均で14点高く、OECDの男女差平均である9点を上回っている。

 また、日本では、25~64歳の92%が高校卒業と同等の能力を持っており、OECD平均の74%より高い。男女別にみると、男性が93%に対し、女性が91%とわずか2%の差である。

 家計所得について、日本の平均年間家計所得は2万4,147米ドルで、OECD平均の2万3,047米ドルを上回っている。しかし、富裕層と貧困層の所得格差は大きく、人口の上位20%の所得は下位20%の所得の6倍を超えている。

 生活満足度について、日本人の87%が平均的な1日において否定的な経験(苦痛、心配、悲しみ、退屈など)よりも肯定的な経験(安心感、達成感、喜びなど)を感じることの方が多いと答え、OECD平均の80%を上回る結果となった。
《工藤めぐみ》

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