東京証券取引所は、夏休み企画として、8月1日・2日に中学生・高校生を対象とした、金融体験バスツアーを開催する。参加費は無料で、事前申込みが必要。また、参加者全員に東証オリジナルグッズがプレゼントされる。 中学生や高校生にとって、「お金」はもちろん知っていることだろうが、「株」などの世界は、もっとも遠い縁のない世界かもしれない。しかし、その「株」を動かすことで「お金」が動くということを知っているだろうか。新聞やテレビなどでよく目にする、円高や株高といったニュース。それが何を意味しているのか、さっぱりわからないという中学生・高校生が少なくないだろう。そこで、なかなか見ることのできない、日本の金融の中心、そして現場を、バスに乗って見学してみてはどうだろうか。 東京証券取引所の株券売買立会場は、1878年(明治11年)6月1日に、東証の前身である東京株式取引所が売買立会を開始してから、120年以上にわたり、日本の証券・金融市場の象徴的存在として注目されてきた。売買執行の迅速化やコスト削減や、東京マーケットのより一層の効率化を図ることを目的に、1999年4月30日に閉場され、2000年5月9日より、新たな東京市場のシンボルである「東証Arrows」としてリオープンされている。 このバスツアーは夏休みの貴重な体験となり、経済ニュースの見方も変わってくるだろう。◇中学生・高校生のための金融体験バスツアー日時:8月1日(木)・2日(金)各日とも12:15~17:00集合場所:東京証券取引所見学者入口(西口)定員:36名対象:中学生・高校生参加費:無料申込方法:電話受付のみ TEL050-3377-7254(見学担当)受付時間:月~金9:00~11:30 12:30~16:30※事前申込み制・先着順※保護者のツアーの同行はなし当日のスケジュール12:15 東証集合12:20~12:50 東証アローズ見学12:50~13:20 模擬売買体験14:00~15:30 造幣局東京支局工場見学16:00~16:30 野村證券ディーリングルーム(株式取引の見学)17:00 大手町解散