国家公務員採用総合職試験2013の合格発表…倍率12.7倍

 人事院は6月24日、2013年度の国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。倍率は、院卒者試験が7.0倍、大卒程度試験が14.8倍となった。どちらの試験も昨年より採用予定人員が増加し、申込者数が減少したため、倍率は減少した。

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国家公務員採用総合職試験の実施結果
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 人事院は6月24日、2013年度の国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。倍率は、院卒者試験が7.0倍、大卒程度試験が14.8倍となった。どちらの試験も昨年より採用予定人員が増加し、申込者数が減少したため、倍率は減少した。

 国家公務員採用総合職試験は、主として政策の企画立案等の高度知識、技術または経験を必要とする業務に従事する係員の採用試験。第1次試験を4月28日(日)、第2次試験を5月26日(日)、政策課題討議と人物試験(院卒者試験のみ)を5月28日(火)から6月14日(金)の間に実施した。

 院卒者試験は、採用予定人員204人に対し、申込者数3,299人、合格者数471人で、倍率は7.0倍。大卒程度試験は、採用予定人員482人に対し、申込者数18.949人、合格者数1,282人で、倍率は14.8倍となった。

 合格者に占める女性の割合は、院卒者試験が18.5%(昨年度比3.7ポイント減)、大卒程度試験が19.9%(昨年度比3.3ポイント減)で、全体では19.5%(昨年度比3.4ポイント減)となった。

 総合職試験全体の出身学校別合格者の割合は、国立大学が73.0%、私立大学が23.4%、公立大学が3.1%、その他外国の大学等が0.5%であった。

 合格者は、6月26日(水)から行われる各府省による面接などを経て、来年4月に採用される。
《工藤めぐみ》

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