2012年度の学童保育市場は2,545億円…前年比3.2%増

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学童保育市場規模推移
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 2012年度の学童保育市場規模は、事業者売上高ベースで前年度比103.2%の2,545億円であることが、矢野経済研究所が7月18日に発表した「学童保育市場に関する調査結果2013」より明らかになった。

 同調査は、学童保育サービス市場に参入している企業を対象に、同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査を実施。ただし、公立公営型を除く。調査期間は2013年4月~6月。

 少子化であるにもかかわらず、学童保育の登録児童数は年々増加し、施設数も増加。2012年度の学童保育市場規模は、事業者売上高ベースで前年度比103.2%の2,545億円となった。市場は堅調に拡大しており、今後も需要は引き続き高いものとみられ、2013年度の学童保育市場規模は前年度比103.2%の2,626億円と同研究所では予測している。

 その背景には、共働き世帯の増加、子どもの安全な遊び場を確保するという保護者意識の高まり、自治体の財政難による民営化の拡大などが挙げられる。民間学童保育サービスに参入する事業者は、近年大幅に増加し、鉄道事業者、学習塾、大手フィットネスクラブなど異業種参入によるサービスの多様化が進んでいるという。

 また、民間学童保育サービスは、教育的サービスや体験サービスを付加することにより差別化を図っており、利用者側も「預け先」というよりも「学びの場」として学童保育を利用しているケースが目立っていると同研究所では分析している。
《工藤めぐみ》

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