高校無償化見直しに向け、秋の臨時国会で法改正へ

 下村博文文部科学大臣は7月23日の記者会見で、高校授業料無償化の見直しについて、「2014年春からの実施に向けて、政府・与党の理解が得られれば、秋の臨時国会に法律改正案を出したい。」と述べた。

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下村博文文部科学大臣記者会見(7月23日)
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 下村博文文部科学大臣は7月23日の記者会見で、高校授業料無償化の見直しについて、「2014年春からの実施に向けて、政府・与党の理解が得られれば、秋の臨時国会に法律改正案を出したい。」と述べた。

 所得制限を設けるという高校授業料無償化の見直しは選挙公約であり、2014年春からの実施に向けできるだけ早く着手するという。見直しにあたり、地方の条例改正も伴うため、来年の通常国会では、2014年春のスタートに間に合わない。そこで、政府・与党の理解が得られれば、例外的に秋の臨時国会に法律改正案を出すとしている。

 そのため、8月の臨時国会の期間中に高校授業料無償化の見直しの結論が得られるように政府と与党が協議していくという。

 なお、高校授業料無償化の見直しに関する会見は、7月23日の会見動画の8:15から視聴できる。

《工藤めぐみ》

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