幼児期の子どもたち、2人に1人がカルシウム摂取量基準以下

 乳幼児期の子どもが生まれてから6歳までの間で必要とする栄養素は、成長ステージによって異なるという。幼児期には、骨や歯を形成するためのカルシウムが必要になる一方で、食事量の少ない子どもが基準量を摂取するのは難しいようだ。

生活・健康
プチダノン、カルシウムについて
  • プチダノン、カルシウムについて
  • プチダノン、ビタミンDについて
 乳幼児期の子どもが生まれてから6歳までの間で必要とする栄養素は、成長ステージによって異なるという。特に幼児期は、骨や歯を形成するためのカルシウムが必要になる一方で、食事量の少ない子どもが基準量を摂取するのは難しいようだ。

 乳幼児の成長ステージを見ると、6か月から24か月の離乳期が味覚形成期となる。食べ物の愛好がこの時期に決まるため、赤ちゃんのころから野菜やフルーツをバランス良く摂取する習慣をつけることで、大人になってからのお生活習慣病を予防することが可能だという。

 1~5歳までの幼児期は、カルシウムの摂取が必要で、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると1~2歳の間に必要なカルシウム摂取基準量は約400mg、3~5歳が600mgとなっている。一方で、「平成17年厚生労働省国民健康・栄養調査報告」によると2人に1人の子どもが摂取基準量をとれていないことも明らかになっている。

 乳幼児の子どもが成長ステージに合わせて必要な栄養が異なることを踏まえ、ダノンジャパンは、ヨーグルトおよびドリンクタイプの乳製品乳酸菌飲料「ダノンキッズシリーズ」を発表、9月24日より全国で発売する。生後6~24か月向けの「ベビーダノン」、1~3歳向け「プチダノン」、3~6歳向け「キッズダノン」の3種類の同シリーズは、1~5歳が1日に必要なカルシウムの25%を摂取できるよう開発されており、食事量の少ない子どもでもカルシウムの摂取基準量が満たしやすい商品となっている。
《湯浅大資》

【注目の記事】

特集

特集

page top