Benesse教育情報サイトでは、小学生の保護者を対象に、子どものお手伝いについてアンケートを実施した。人気No.1のお手伝いは「配膳」、今後経験させたいのは「食事づくり」、お手伝いは「子どものため」という回答がいずれも過半数を超えた。 アンケートは7月17日から23日に実施され、小学1年生から6年生の保護者895人から回答を得た。初めに、子どもと約束しているお手伝いを聞くと、トップは、定番の「配膳」が56.4%とダントツだった。2番目には、低学年からお手伝いしやすい「洗濯物をたたむ」が30.7%となっている。 また、今後経験させたいお手伝いは、「食事づくり」が59.8%で、2位に約20ポイントの差をつけてトップとなった。男子の保護者から、「今どき男子でも料理くらいは作れるようになっていてほしい」という意見が多く上がった。2位以下は「洗濯物をたたむ」「買い物」「風呂掃除」などが続く。 お手伝いをした方が良いかについて聞くと、保護者のほぼ全員が「したほうがよい」と回答、お手伝いは「子どものため」という声が半数を超えた。食事や掃除、洗濯など一般的な家事をお手伝いに取り入れたり、これから経験させたいのは、将来自立して生活できるようになってほしい、という保護者の思いがあるようだ。 一方、子どもはお手伝いが好きではなさそうだという回答も約5割ある。お手伝いを続けることが将来自分のためになることを、保護者から子どもへ、実体験を含めて話してあげると、主体的にお手伝いに取り組めるきっかけになるという。