大学入試学力一辺倒からの脱却、国際バカロレア認定校200校へ…10/11下村大臣会見

 下村博文文部科学大臣は10月11日の定例記者会で、いじめ防止基本法策定、大学入試改革での入試のあり方、そして国際バカロレア認定校を2018年までに200校へなどについて発言した。

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下村文部科学大臣定例記者会見の様子
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 下村博文文部科学大臣は10月11日の定例記者会で、いじめ防止基本法策定、大学入試改革での入試のあり方、そして国際バカロレア認定校を2018年までに200校へなどについて発言した。

◆10月11日のテーマ
 いじめ防止基本法が策定(1:45~)
 国公立大学入試、学力一辺倒の入試から学力以外の活動を判断へ(3:27~)
 東北地方以外での医学部新設はあるのか(5:54~)
 国際バカロレア認定校を2018年までに200校へ(8:20~)
※()内に動画の再生時間を記した

・いじめ防止基本法が策定
 いじめ防止基本方針策定協議会が開催され、いじめ防止基本法がまとまった。
いじめ問題への対応は理念だけでなく各地域や学校における具体的な取組みがあってこそ進むものであり、法の理念を具体化するいじめ防止基本方針は大変重要なものである。策定される基本方針を受けて国としてもより一層の取組み強化を図るとともに、各地域や学校において確実に取り組みが進むよう基本方針の周知徹底に取り組んでいく必要がある。

・国公立大学入試、学力一辺倒の入試から学力以外の活動を判断へ
 大学入試改革の国公立大学への入試問題で21世紀に必要な人材育成という観点から、1点刻み、一発勝負の試験にどのような意味があるのかが問われている。学力一辺倒の入学試験から脱皮し、高校時代のリーダーシップ活動をどれくらいしていたか、またボランティア活動をしていたかなど学力以外の活動等を総合的に判断する中で大学入学試験を改めて考えていく必要があるのではないだろうか。

・東北地方以外での医学部新設はあるのか
 東北地方への医学部新設については、東日本大震災で被災された県から医療の不足について痛切な要望を受け、国としても対応する必要があると受け止めている。ただし、あくまでも例外規定であるから他の地域についての新設はまったく考えていないとした。

・国際バカロレア認定校を2018年までに200校へ
 国際バカロレアの候補校申請が締め切られ、今回の申請によりディプロマプログラム(以下、DP)において6校から申請があった。国際バカロレアはグローバル人材の育成の観点から非常に優れたプログラムである。日本最高戦略においても2018年までに国際バカロレア認定校を200校と大幅に増やすという目標が明記されている。

 現在、日本のDP導入校は19校、今回の申請が6校、以前からの申請が2校、そして準備段階が8校で合計35校が手を挙げていることとなる。だが、2018年までに200校開設を目指すにあたり、日本語コースが設定されたということを周知徹底していくために今後文科省がPRをしてさらなる促進をしていきたいと語った。


《田邊良恵》

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