就職内定率がリーマンショック前の水準に近づく…2014 年3月卒業予定者

 ディスコは10月23日、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学4年生および理系の修士2年生)を対象に、就職活動状況に関する学生調査を実施。調査結果によると、内定率は86.2%と前年同時期を5.2ポイント上回り、リーマンショック前の水準に近づいたという。

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内定の有無と活動状況
  • 内定の有無と活動状況
  • 内定率の推移
  • 未内定者の今後の予定
  • 内定を辞退したタイミング
 ディスコは10月23日、2014年3月卒業予定の大学生の就職活動モニター(現大学4年生および理系の修士2年生)を対象に、就職活動状況に関する学生調査を実施。調査結果によると、内定率は86.2%と前年同時期を5.2ポイント上回り、リーマンショック前の水準に近づいたという。

 また、内定を得ていない学生の今後の予定は、「就職先が決まるまで就職活動を続ける」が49.1%ともっとも多かったものの、「卒業して就職活動をやり直す」が7.6%、「卒業して非正規雇用で働く」が7.0%と前年を上回った。

 さらに、内定を得た学生に「内定を辞退したことがあるか」と尋ねたところ、前年同期とほぼ同率の51.6%が「ある」と回答。辞退のタイミングは「内定承諾前」が67.0%、「内定承諾後」が39.7%と、前年より承諾後の辞退がやや増加した。承諾後に辞退した理由は、「より志望度の高い企業から内定が出た」が89.9%。また、辞退についての相談相手は「家族・親族」が67.9%でもっとも多く、最終局面での親の影響力が高いことが明らかになった。

 なお、調査は10月1日~7日までの7日間インターネットで行い、回答数は1,235人(文系男子403人、文系女子344人、理系男子339人、理系女子149人)だった。
《水野こずえ》

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