広島県、児童生徒の体力・運動能力調査…前年度の全国調査より8.8pt増

教育・受験 学校・塾・予備校

テスト項目
  • テスト項目
  • 平成25年度県平均値の「前年度以上の項目」と「下回っている項目」
  • 「前年度以上の項目」と「下回っている項目」の割合
  • 体力向上に向けた取組体制の整備(小学5年男女)
  • 体力向上に向けた取組体制の整備(中学2年男女)
 広島県教育委員会は平成25年度(2013年度)県内の児童生徒の体力・運動能力調査結果の速報版を公表した。全体では県平均値が「前年度以上の項目」は約8割で前年度と比較して1割減ったが、全国調査と比較すると前年度より8.8ポイント増加した。

 調査は、県内の児童生徒の体力・運動能力の現状を明らかにすることと、体力向上に向けた取組みを推進するための基礎資料にするのが目的。今年4月から7月に国立をのぞく県内すべての公立小中学校、高校、特別支援学校に通う6~17歳の児童生徒を対象に実施された。

 テスト内容は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、持久走(男子1,500m、女子1,000m)、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ、ハンドボール投げの10項目(年齢により項目は異なる)。そのほか、児童生徒への運動習慣や生活習慣のアンケートと学校への体育活動の取組みなどの質問調査を行った。

 全体では前年度の県平均値と比較して「前年度以上の項目」の割合が82.8%で、前年度より9.4ポイント減少。男女別では、「前年度以上の項目」の割合は、男子が88.2%、女子は77.5%だった。年齢別では、男子の8、10、11、17歳、女子の9歳が「前年度以上の項目」の割合が100%だった。

 テスト項目別にみると、「ボール投げ」で前年度以上の平均値を出している児童生徒が多かった。前年度より平均値が下がった項目は「握力」「20mシャトルラン」「50m走」など。

 平成24年度の全国調査と比較すると、「平均以上の項目」の割合が69.6%で前年度より8.8ポイント増加している。男女別では「平均以上の項目」の割合がどちらも69.6%。年齢別では男子が9、11歳、女子が10、11歳で「平均以上の項目」の割合が100%になっている。

 また、同県が現在の内容で調査を開始した平成12年度から「平均以上の項目」の割合は増えており、今年度は13年前に比べて48.9ポイント増加している。

 さらに、児童生徒のアンケート調査の結果から「運動部やスポーツクラブに所属している」「朝食を毎日食べる」「睡眠時間が長い」児童のほうが体力合計点が高いことがわかった。

 学校の質問調査からは、体力向上に向けた学校体制の整備や自校の分析結果を取組みに活用、家庭での運動課題を随時出している学校の体力合計点が高かった。

 調査の結果は同教育委員会のホームページで見ることができる。
《田中志実》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)