公認会計士試験、合格者は平成18年以降最低の1,178人

 公認会計士・監査審査会は11月15日、平成25年公認会計士試験の合格発表を行った。合格者は前年度比169人減の1,178人で、現在の試験制度となった平成18年以降、過去最低の合格者数となった。

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 公認会計士・監査審査会は11月15日、平成25年公認会計士試験の合格発表を行った。合格者は前年度比169人減の1,178人で、現在の試験制度となった平成18年以降、過去最低の合格者数となった。

 願書提出者は1万3,224人。試験は、短答式と論文式によって行われ、短答式試験には1万1,738人、論文式試験には3,277人が受験した。論文式試験合格者は前年より169人少ない1,178人で、合格率は8.9%だった。試験が現行のスタイルになった平成18年からみると、もっとも少ない合格者数となっている。

 合格者の最高年齢は57歳、最低年齢は19歳、平均年齢は26.2歳。性別は、男性954人、女性224人。学歴は、「大学卒業(短大含む)」以上が 741人(構成比62.9%)。職業は、「学生」「専修学校・各種学校受講生」が899人(構成比76.3%)、「会社員」が54人(構成比4.6%)だった。

 なお、第I回短答式試験と論文試験の試験問題に誤記があったことが判明したが、解答に影響を与えたとは認められないことから、特段の措置は行わないという。
《奥山直美》

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