日経BPコンサルティングは11月22日、「大学ブランド・イメージ調査2013-2014」を発表した。北関東編は「筑波大学」、甲信越編は「信州大学」が第1位となった。 7年目となる今年の調査は、全国の468大学を9地域に分け、それぞれの地域に住む有職者や、中学生以上の子どもがいる父母、教育関連従事者にインターネットで回答を依頼。「地域産業への貢献度」や「研究施設の充実度」、また学生の「語学力」や「コミュニケーション能力の高さ」など大学や在学生へのブランド・イメージ49項目を測定し、それらをまとめた大学ブランド力(偏差値)を算出してランキング化した。有職者の有効回答数は、北関東編1,357件、甲信越編1,006件。調査期間は2013年8月1日~9月1日。 北関東の主要大学20校における「大学ブランド力」は、第1位「筑波大学」84.8ポイント、第2位「群馬大学」60.5ポイント、第3位「宇都宮大学」56.3ポイント、第4位「茨城大学」55.6ポイント、第5位「高崎経済大学」51.2ポイントとなった。昨年6位の「高崎経済大学」が今年5位に、昨年5位の「足利工業大学」が今年6位に入れ替わった。また、昨年はTOP10のランク外だった「作新学院大学」が今年10位にランクインした。 甲信越編では、主要大学22校中、第1位「信州大学」73.4ポイント、第2位「新潟大学」67.2ポイント、第3位「長岡技術科学大学」59.5ポイント、第4位「山梨学院大学」56.1ポイント、第5位「山梨大学」54.5ポイントとなった。昨年はTOP10のランク外だった「新潟県立大学」が今年6位にランクインした。 大学の各ブランド・イメージ項目をみると、「在学中の資格取得に積極的である」は、北関東編では足利工業大学が、甲信越編では上越教育大学がそれぞれ第1位を獲得。北関東編の地域連携に関する項目は、「地域産業に貢献している」に群馬大学、「地域社会・文化に貢献している」に茨城大学が第1位にランクインした。甲信越編では、長岡技術科学大学が「時代を切りひらいている」「就職状況が良い」「高い専門性、専門知識を有する」「キャンパスのデジタル化が進んでいる」など8項目で第1位にランクインした。◆大学ブランド力ランキングTOP10(北関東編・有職者ベース)第1位(1)「筑波大学」84.8ポイント第2位(2)「群馬大学」60.5ポイント第3位(3)「宇都宮大学」56.3ポイント第4位(4)「茨城大学」55.6ポイント第5位(6)「高崎経済大学」51.2ポイント第6位(5)「足利工業大学」49.9ポイント第7位(7)「白鴎大学」48.6ポイント第8位(8)「つくば国際大学」47.7ポイント第9位(8)「流通経済大学」47.5ポイント第10位「作新学院大学」47.0ポイント◆大学ブランド力ランキングTOP10(甲信越編・有職者ベース)第1位(1)「信州大学」73.4ポイント第2位(2)「新潟大学」67.2ポイント第3位(4)「長岡技術科学大学」59.5ポイント第4位(3)「山梨学院大学」56.1ポイント第5位(5)「山梨大学」54.5ポイント第6位「新潟県立大学」49.4ポイント第7位(6)「上越教育大学」48.5ポイント第8位(7)「諏訪東京理科大学」48.4ポイント第9位(10)「都留文科大学」48.3ポイント第10位(9)「長野大学」47.9ポイント※()は昨年の順位