文科省が教職員向けに指導参考資料「子どもの心のケア」作成

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「学校における子供の心のケア-サインを見逃さないために-」
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 文部科学省は、教職員用の指導参考資料「学校における子供の心のケア-サインを見逃さないために-」を作成し、5月23日にホームページ上に公開した。健康観察や心のケアの進め方、メンタルヘルスの基礎知識などを具体的に解説している。

 災害、事件・事故、生活習慣の乱れ、いじめ、不登校、児童虐待など、子どもが心身の健康に影響を与える危機に直面した場合、不安や不眠などのストレス症状が現れることが多く、長期化すると成長や発達に大きな障害となることもある。そのため、学校では心のケアを危機管理の一環と位置付け、日常から子どもの健康観察を徹底し、適切な対応と支援を行うことが必要だという。

 同省では、平成24年5月に「非常災害時の子どもの心のケアに関する調査」を実施。子どもの発達段階、地域の特性、学校の実情に応じた心のケアを行うために活用してもらおうと、指導参考資料を作成した。

 資料では、早期発見・早期対応を的確に行うため、日常の健康観察の必要性を指摘。「サインを見逃さないための着眼点」「危機発生時の健康観察用紙の活用方法」などを記しながら、健康観察の具体的な方策について解説している。

 心のケアについては、「心の健康に関する集団指導の流れ」「子どもの話の聞き方」などを具体的に紹介。家族や大切な人が亡くなった場合、知的障害や発達障害がある場合など、さまざまなケースに対応して助言している。

 トラウマ(心的外傷)、急性ストレス障害とPTSD(心的外傷後ストレス障害)など、メンタルヘルスの基礎知識についても解説。教職員の心のケアの必要性にも触れている。
《奥山直美》

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