効果や教材の質で高い満足度、東大生の3人に1人が受講…Z会

 「イード・アワード2013 通信教育」において小学生、中学生、中高一貫生、高校生で最優秀賞を受賞したZ会の執行役員 教材編集部長の平塚正樹氏に、Z会の通信講座の特長や強みを聞いた。

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Z会は「イード・アワード2013 通信教育」において小学生、中学生、中高一貫生、高校生で最優秀賞を受賞
  • Z会は「イード・アワード2013 通信教育」において小学生、中学生、中高一貫生、高校生で最優秀賞を受賞
  • インタビューに答える平塚正樹氏
 東大1,086名、京大789名、慶應・早稲田4,826名(2013年度、教室も含むZ会員の実績)ーーZ会は難関大学の高い合格率で知られ、通信教育では80余年の歴史をもつ。「イード・アワード2013 通信教育」において小学生、中学生、中高一貫生、高校生で最優秀賞を受賞したZ会の執行役員 遠隔指導部長の平塚正樹氏に、Z会の通信講座の特長や強みを聞いた。

--中・高は一昨年、昨年に引き続き3年連続受賞で、今年は中高一貫が加わりました。どのように受け止めておられますか。

 今年もいただけてよかった、と喜びとともに安堵の気持ちです。中高一貫生部門は今年初めての受賞なので嬉しいですね。「効果の満足度」「教材の質」「添削の質」で部門賞をいただけたことも、Z会が力を入れているところであるだけに、大変嬉しいです。

--Z会の教材の一番の特長は何でしょうか。

 問題の質の高さ、これに尽きると思います。Z会は、単に入試に通用するだけでなく、「一生もの」の力をつけることを目的としています。暗記して条件反射的に解けるような問題ではなく、自分で考えて、これまで蓄積した知識を組み合わせ、試行錯誤しながら解く「良問」を多数揃えています。「自分で考えて解く」ことを繰り返すうちに、生涯にわたって活かせる「考える力」「表現する力」が身につくのです。

--Z会は難しいという印象を持つ方も多いですが、いかがでしょうか。

 たとえば中高一貫生向けには、「スタンダード」「ハイレベル」「トップレベル」の3つのレベルを用意しているので、自分に合ったコースを選んでいただけます。「スタンダード」では、基礎力を中心に身につけ、レベルが上がるにつれて、発展的な内容が増えていきます。レベルの変更はいつでもできますので、迷ったら「スタンダード」から無理なく始められるとよいと思います。

--受験生の場合は、志望校合格が大きな目標となりますが、実績はいかがでしょうか。

 把握しているのは、会員サイトのマイページで志望校を登録している生徒のみですが、ほとんどの生徒が志望校に合格しています。学校の成績がアップしたという声も多数いただいています。

 大学合格実績としては、東大合格者の30%強がZ会の受講生です。約半数がZ会の受講生という時期もあり、そのころよりは減っていますが、多くの東大合格者数を出していることに変わりありません。

--塾のほうがいいのでは、と心配される保護者もいますが。

 塾には塾の、通信教育には通信教育のメリットがあります。その選択は、何を目的にするかであり、それは個々人が考えることです。問題対応力という点から見れば、通教がベストであり、Z会を続けて自分で勉強ができる習慣をつけることができれば、通信講座だけで合格できるとお約束します。

 Z会では、低学年のうちから、「今、こういう頭の使い方を身につけておくと、将来に役立つよ」ということを念頭に問題を作っています。それが、「自分で考え、表現する」力をつけることであり、大学入試はもちろん、その先にも活かせる力につながるのです。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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