元旦から塾、予備校が始動し「桜咲く」春を目指す

 「1年の計は元旦にあり」というが、受験生にとってのんびりと新年を迎えられないのが現実。塾や予備校などは、「元旦」返上で講習や試験を実施し、残り少なくなった受験までの日々を活用し本番に備える。

教育・受験 学校・塾・予備校
代々木ゼミナールの講演会
  • 代々木ゼミナールの講演会
  • 駿台リハーサルセンター試験
  • 大原予備校のホームページ
  • 河合塾のホームページ
 「1年の計は元旦にあり」というが、受験生にとってのんびりと新年を迎えられないのが現実。塾や予備校などは、「元旦」返上で講習や試験を実施し、残り少なくなった受験までの日々を活用し本番に備える。

 センター試験まで3週間を切った元旦に、駿台は恒例の「リハーサルセンター試験」を全国21校舎で実施する。2014年度版センター試験パッケージ問題 (略称「青パック」)を使用し、時間配分やマークの最終リハーサルを行う。参加料は1,155円で、「青パック」購入済みであれば参加無料。定員になり次第締め切り、名古屋校、関西地区校舎、福岡校の受け付けは12月28日まで。

 同様にセンター試験直前として、代々木ゼミナールは「2014新春センター直前対策講演会」を行う。センター試験で高得点を取るために、残りの時間をどう活用して合格へ結びつけるか、英語、数学、古典の講師陣が「勝つため」のアドバイスをする。参加者全員に特製御神矢、必勝護符、絵馬を進呈。浜松校以外の全校舎で実施し、本部校以外はサテラインで放映。

 河合塾中部地区の校舎は元旦に「1月1日をウマく過ごせ」と、教室を自習室として一斉開放する。ライバルたちと過ごすことで、気持ちを引き締める。実施校は名駅校、名古屋校、千種校、岐阜校、浜松校、豊橋校。

 大原予備校では、公立中高一貫校を目指す小学6年生に「元旦合格特訓」を行う。定員は70人で、授業終了後は希望者のみ、近くの神社に合格祈願参りをする。

 大原予備校は、元旦に実施する目的を「年末年始の中だるみを防ぎ、精神面でも自信をつける」といい、河合塾も世間は新春ムードでも「自分の春は志望校に合格したとき」と、「桜咲く」春を目指す受験生を応援する。
《田中志実》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top