就活でありがちなミス1位「エントリーシートの書き間違い」67%

 インク付印鑑でのシヤチハタが、「就職活動におけるありがちなミスに関する調査」を現在大学4年生で就職活動経験者を対象にインターネットで行い、その結果を発表した。就活でありがちなミス1位は「エントリーシートの書き間違い」で6割強が経験しているという。

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 インク付印鑑のシヤチハタは12月2日、「就職活動におけるありがちなミスに関する調査」を発表した。就活でありがちなミス1位は「エントリーシートの書き間違い」で6割強が経験しているという。

 同調査は、現在大学4年生で就職活動を経験している学生300人を対象に実施。調査期間は11月16日と17日。

 「エントリーシートの書き間違い」を経験しているのは66.7%で、3人に2人が書き直しをしていることがわかる。次いで多かったのは「エントリーシートの提出がギリギリになってしまった」64.7%、「目的地の企業・会社までに迷った」56.0%と続き、事前の準備や体制が整わないままに就活をしていることがうかがえる結果に。

 「あなたはご自身の『就職活動の結果』に満足していますか。」という質問に対し「満足していない」22.7%、「全く満足していない」13.0%を合わせると3割以上が自分の就活結果に満足していないと回答している。その理由として「本命の企業に受からなかったから」「内定がとれていないから」など自分の希望が叶わないことへの不満だけでなく、「自分に合う企業がなかなか見つからなかった」「結局どういう仕事がしたいかわからないまま、ダラダラ活動を続けていた」自身の将来に対して漠然としたイメージのまま活動をしている人も多かった。

 また、就職活動の反省点は「面接対策が不十分だった」が41.7%と断トツでトップ。次いで「自己分析が不十分だった(自分のやりたい事やできることが良くわからなかった)」35.7%と事前の準備不足や、就職そのものに対しての希望や心の準備など、内面的な部分への反省も多いのが特徴だ。

 文科省が打ち出した就活の後ろ倒しで学業に打ち込み、自身を振り返る時間が増えることで、この傾向が解消されることを期待したい。
《田邊良恵》

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