法務省は、平成25年度「全国中学生人権作文コンテスト」の入賞作品を発表した。応募作品のうち、もっとも多かったのが「いじめ」をテーマにした作品だった。 33回を迎える今年の人権作文コンテストは、過去最高の941,146人、6,930校の中学校から応募があった。この中でもっとも多かったテーマが「子どもに関する問題」で44.2%(415,523編)、一番多かったのが、「いじめ」に関する作文で30.3%(285,601編)だった。 中学生にとって「いじめ」が身近で重大な人権問題となっており、深刻な状況であることがうかがえる結果となった。 なお、入賞作品の上位11作品は、Webサイトから見ることができる。作文を読むことで、改めて人権について考えるきっかけにもなるだろう。