首都圏模試センターは、12月1日に実施した「第6回小6統一合判」と「第4回小5目標校シミュレーション」の志望校別度数分布表を公表した。志望者数や学校の偏差値が確認できる。このほか、模試の解答と解説、平均点・偏差値換算表、正答率も掲載している。 小6統一合判の度数分布表によると、男子御三家について、麻布は、志望者数33人、第一志望16人、平均偏差値64.6。開成は、志望者数41人、第一志望14人、平均偏差値60.8。武蔵は、志望者数32人、第一志望7人、平均偏差値61.2。いずれも、前回と比べ志望者数が減り、平均偏差値が上がっている。 女子御三家について、桜蔭は、志望者数23人、第一志望5人、平均偏差値59.2。女子学院は、志望者数48人、第一志望22人、平均偏差値60.7。雙葉は、志望者数26人、第一志望6人、平均偏差値60.6。いずれも前回と比べ平均偏差値が上がっている。 都立中高一貫校について、桜修館中等は、男子が志望者数77人、第一志望33人、偏差値48.5、女子が志望者数98人、第一志望44人、偏差値50.6。小石川中等は、男子が志望者数61人、第一志望20人、偏差値51.5、女子が志望者数64人、第一志望15人、偏差値52.0。武蔵高校附は、男子が志望者数18人、第一志望4人、偏差値48.9、女子が志望者数17人、第一志望10人、偏差値48.1などとなっている。 小6統一合判は、小学6年生を対象に年6回行われる模擬試験で、9月より毎回1万3千人以上の受験生が参加する。小5目標校シミュレーションは、小学5年生を対象に年5回行われる模擬試験。どちらの試験も毎回の成績の推移と、受験生のなかでの自分の位置を知り、受験勉強の成果を確かめることができるという。
