国土交通省は、チャイルドシートの側面衝突基準を導入するなど、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示などを改正すると発表した。国交省は、安全・環境基準のレベルを維持しながら、自動車基準の国際調和、認証の相互承認を推進するため、1998年に国連の「車両等の型式認定相互承認協定」に加入し、その後、相互承認協定に基づく規則を段階的に採用している。今回、チャイルドシートの安全性を向上するため、新たに「年少者用補助乗車装置に係る新協定規則(第129号)」を採用する。具体的には、これまで実施していた前面衝突試験・後面衝突試験に加え、側面衝突試験を実施するなど、チャイルドシートの安全性向上を図る。また、チャイルドシートに、新しいマークを制定し、表示を義務付ける。1月26日から施行する。