2月1日、東京・神奈川で中学入試が解禁される。関西や千葉・埼玉などではすでに入試が行われているが、首都圏の中学受験生の多くが、2月校の入試に挑むことになる。 志願者数や学校の難易度は年々変化しているが、上位校には大きな変化はなく、2014年も厳しい入試が予想される。一部志願者数を減らしている難関校もあるが、チャレンジ受験生の割合が減少しており、上位層の動きには大きな変化がないという塾関係者も多い。 2月1日から3日に入試を行う、首都圏模試(2014年1月版予想・合格率80%)偏差値70以上の学校について、日能研(2013年12月12日発行・予想R4)、四谷大塚(2013年12月8日・第6回合不合判定テスト80偏差値一覧)、サピックス(SAPIX)小学部(2013年11月発行)とあわせて偏差値を一覧にした。複数回入試が実施される学校については、第1回目のみを対象とした。 塾や模擬試験により偏差値が多少上下するが、上位の学校の顔ぶれには大きな違いはない。多くの受験生が第一志望校に挑戦すると言われる2月1日校の首都圏模試では、男子は開成(76)、麻布学園(72)、駒場東邦(72)、慶應義塾普通部(71)、武蔵(71)、早稲田(70)、早稲田実業(70)、海城(70)、女子は桜蔭(74)、女子学院(72)、早稲田実業(72)、雙葉(71)が偏差値上位となっている。