東京都教育委員会は2月7日、「平成26（2014）年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況」（学力検査入学願書受付2日目締切状況）を発表した。全日制全体の応募倍率は1.50倍（昨年度1.51倍）。願書取り下げは2月13日、願書再提出は2月14日、学力検査は2月24日に行われる。 全日制普通科（コース、単位制、島しょ、海外帰国生徒対象以外）は、106校の募集人員21,785人に対し、2日目までの応募人員は34,319人、応募倍率は1.58倍だった。応募人員は昨年度より1,014人多く、倍率も昨年度の1.56倍から上昇した。男女別では、男子が1.55倍、女子が1.61倍となっている。 全日制専門学科は、39校の募集人員5,433人に対し、2日目までの応募人員は7,253人、応募倍率は1.33倍。応募人員は昨年度より179人減り、倍率は昨年度の1.37倍を下回った。学科別では、国際科の2.82倍、科学技術科の2.01倍、福祉科の1.92倍、芸術科の1.90倍などが高くなっている。 普通科、専門学科、総合学科を含めた全日制全体では、173校の募集人員31,801人に対し、応募人員は47,853人。応募倍率は、昨年度より0.01低い1.50倍だった。 普通科（コース・単位以外）における学校別の応募倍率では、広尾（渋谷区）の2.90倍がもっとも高く、次いで日比谷（千代田区）の2.66倍。男子では、日比谷3.05倍、広尾2.90倍、戸山（新宿区）の2.69倍、西（杉並区）2.49倍、豊多摩（杉並区）2.49倍などが高倍率。女子では、広尾2.89倍、三田（港区）2.63倍、東村山（東村山市）2.57倍、文京（豊島区）2.56倍などが上位となっている。 今後の日程は、2月13日願書取下げ、2月14日願書再提出を経て、2月24日（学校によっては25日まで）に学力検査、2月28日に合格発表が行われる。
