大学のカリキュラム実態調査、私立大学の8割がCAP制度を実施

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学習効果を高めるためのカリキュラム上の工夫
  • 学習効果を高めるためのカリキュラム上の工夫
  • 全学の共通・学科別の 「主体的な学習」を促す取り組みの実施割合
 ベネッセ教育総合研究所は全国の大学におけるカリキュラムの実態を捉えるため「大学生の主体的な学習を促すカリキュラムに関する調査2013年」を実施した。それによると私立大学の8割がCAP制度を実施していることがわかった。

 同調査は全国の国公私立大学の学科長を対象に2013年2月から3月に行われ、2,376学科の有効回答を得た。

 学習効果を高めるためにカリキュラム上の工夫として注目されている制度10項目の実施状況をたずねたところ、もっとも多かったのは「年間の履修単位制限の設定【CAP制度】」74.1%で、中でも私立大学の実施状況が80.3%と一段と高い。

 さらに国公立と私立とで導入に差があるものとして「入学時での学力到達度の低い学生にも配慮したカリキュラム編成」が国立27.8%、公立25.8%に対し、私立42.1%と半数近くが実施。また、「同じ科目を複数のセメスターに開設【前期と後期など】」が国立12.7%、公立10.1%に対し、私立27.2%と3割近くが実施しており、私立大学は工夫を凝らし学習効果を高めるためのカリキュラム編成を行っていることがわかった。

 半数以上の学科が「全学、学科ともに組織的に取り入れている」という主体的な学習を促す教育方法の導入。実際の取組み実施内容としてもっとも多く実施されているのは「プレゼンテーション」で全学の共通(教養)教育では45.8%、学科の教育では83.2%となった。
《田邊良恵》

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