文部科学省は3月9日、数学・数理科学の有識者らによる数学の魅力や科学・社会の発展への貢献について話し合うシンポジウム「世界は計算!されている?」を開催する。 本シンポジウムは、統計数理研究所と共催で行う数学協働プロジェクトで、中・高・大学生などの一般を対象に、私たちの生活にあふれる数字の魅力を伝えようというもの。 会場ではサイエンスナビゲーターの桜井進氏、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構長の村山斉氏、京都大学数理解析研究所長の森重文氏の講演をはじめ、東京理科大学理数教育研究センター長の秋山仁氏のデモンストレーションや、パネルディスカッションが行われる予定となっている。 また、錯視立体、折紙工学、コンピューターグラフィックスに関する展示や、東京理科大学数学体験館の展示物を見ることができる。◆数学シンポジウム「世界は計算!されている?」日時:3月9日(日)11:30~16:20会場:日本科学未来館7階みらいCANホール(東京都江東区)対象:中・高・大学生などの一般費用:無料参加方法:Webサイトにて事前申込【講演】桜井 進(サイエンスナビゲーター)村山 斉(東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構長)森 重文(京都大学 数理解析研究所長)【デモンストレーション】秋山 仁(東京理科大学 理数教育研究センター長)【パネルディスカッション】モデレーター:桜井 進(サイエンスナビゲーター)パネリスト:秋山 仁(東京理科大学 理数教育研究センター長)小谷 元子(東北大学 原子分子材料科学高等研究機構長)西成 活裕(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)春山 かおる(東芝 セミコンダクター&ストレージ社 無線電力伝送技術主監)スーパーサイエンスハイスクール高校生による研究発表:市川学園市川高等学校、大阪府立大手前高等学校