神奈川県は、2月14日に実施された県立金井高校の学力検査において一部の会場で検査開始までに問題冊子などの配布が終わらず、遅れが発生したことを公表。受検者が不利にならない方法で合格を決定することにした。 学力検査の時間が不足したのは、県立金井高校の第11検査会場の国語の検査において。検査開始のチャイムまでに問題冊子と解答用紙の配布が完了せず検査開始に約3分遅れた。その後、検査時間を延長することなく検査を終了したため、当該検査会場の受検者だけが解答する時間が不足した。 対応として、通常の選考方法により募集定員(358人)までの合格者を決定。次に全受検者の国語の得点を満点とした資料を用いた選考を行い、募集定員内でかつ第11検査会場で合格となっていない者について追加の合格者とし、同会場の受検者が不利にならない方法で合格者を決定する。 県立金井高校の志願変更締切時(2月7日)の倍率は1.20倍だった。合格者の発表は2月27日に行われる。