放課後の小中学生対象に「ひまわり学習塾」…北九州市教委

 児童・生徒の基礎学力を定着させようと、北九州市教育委員会は平成26年度、「こどもひまわり学習塾(仮称)事業」を始める。放課後の空き教室を利用して、小中学生に補習指導を行う。

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 児童・生徒の基礎学力を定着させようと、北九州市教育委員会は平成26年度、「こどもひまわり学習塾(仮称)事業」を始める。放課後の空き教室を利用して、小中学生に補習指導を行う。

 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の成績が全国平均を下回る同市の小中学生の学力向上を目指した新たな学習支援策。平成26年度の予算案に事業費として6,700万円を計上した。

 こどもひまわり学習塾の対象は、小学3~6年と中学3年。希望校を募った上で、小学校30校、中学校10校程度で実施する計画。週2回、各回1時間ほど、小学生は国語と算数、中学生は数学と英語の基礎学習に取り組む。中3生は、受験も視野に入れて指導する。

 指導者は地域から公募し、大学生など200人規模を選考する見込み。児童・生徒は、塾会場となる放課後の空き教室で、宿題や市教委が用意した教材プリントなどで学習。児童・生徒5~6人に指導者1人というきめ細かな体制で、質問や個別課題に対応しながら、基礎・基本的な学力の定着を目指していく。
《奥山直美》

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