スーパーサイエンスハイスクールに県立船橋高校など9校が内定

 文部科学省は3月28日、平成26年度スーパーサイエンスハイスクールとして、41校の応募の中から9校を内定したと発表した。開発型に東京学芸大学附属国際中等教育学校など4校、実践型に千葉県立船橋高等学校など5校が選ばれた。

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 文部科学省は3月28日、平成26年度スーパーサイエンスハイスクールとして、41校の応募の中から9校を内定したと発表した。開発型に東京学芸大学附属国際中等教育学校など4校、実践型に千葉県立船橋高等学校など5校が選ばれた。

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、将来の国際的な科学技術系人材の育成を図るため、科学技術・理科、数学教育に関する研究開発を行う高校を文部科学省が指定する事業。平成14年度より実施している。

 今回は、41校(国立2校、公立28校、私立11校) から実施希望調査の提出があったという。各学校から提出された実施希望調書について、外部有識者である企画評価会議協力者が審査を行い、9校を内定。指定期間は、平成26年度~30年度の5年間。

 9校のうち、研究仮説を一から設定し、新規性のあるカリキュラム等の研究開発を行う「開発型」に茨城県立竜ヶ崎第一高等学校と東京学芸大学附属国際中等教育学校、富山県立富山中部高等学校、高槻高等学校・中学校の4校が選ばれた。

 また、過去にも指定を受けている学校が、より実践的な研究開発を行う「実践型」に千葉県立船橋高等学校、私立市川高等学校・市川中学校、東京都立戸山高等学校、福井県立藤島高等学校、岡山県立岡山一宮高等学校の5校が選ばれた。既存指定校を含めると、平成26年度のSSHの学校数は計204校となる予定。

 さらに、SSH指定校に対して追加の支援を行う「科学技術人材育成重点枠」に20校(国立3校、公立14校、私立3校)の応募があった。審査の結果、千葉県立船橋高等学校と福井県立藤島高等学校、滋賀県立膳所高等学校、兵庫県立尼崎小田高等学校の4校が採択された。

 同省のホームページには、指定校の研究開発課題が紹介されている。
《工藤めぐみ》

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