宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、鹿児島県にある種子島宇宙センターで陸域観測技術衛星2号「だいち2号(ALOS-2)」の打ち上げのようすを取材する「一日宇宙記者」を全国から広く募集する。対象は、小学5年生から中学生。 だいち2号は、「だいち」の後継機である人工衛星。広域巨大災害が発生した際、宇宙から観測した被災地情報を迅速に提供して災害対策に役立てることをはじめ、地図作成、地域観測、資源探査など、幅広い分野で活用や貢献が期待されている。 「一日宇宙記者」は、「ホンモノ体験プログラム」として、種子島宇宙センターで5月24日に予定されている「だいち2号」の打ち上げの模様などを取材。2泊3日間の日程で現地に滞在し、H-IIAロケット24号機による打ち上げの瞬間、打ち上げ前の準備作業、打ち上げ後の現地のようすなどを「宇宙記者」として取材する。 対象は、小学5年生から中学3年生。募集人員は、5名程度。応募者多数の場合は、応募動機(作文)の内容を重視して選考する。実施日程は、5月23日から25日。参加は無料だが、現地交通費や宿泊費、食費などで別途35,000円程度必要となる。平日も含まれるため、学校にはJAXAから特別に欠席させてもらえるよう連絡するという。◆一日宇宙記者「だいち2号」日程:5月23日(金)~5月25日(日)の2泊3日場所:JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県熊毛郡南種子町)対象:小学5年生~中学3年生募集人数:5名程度(応募者多数の場合は選考)集合・解散場所:鹿児島中央駅コンコース参加費:無料(現地交通費・宿泊費・食費などで別途35,000円程度必要)応募方法:必要事項を明記し、メールで申し込む締切:4月22日(火)24:00