4月22日から23日の夜、「こと座流星群」が観測ピークを迎える。当日は、全国的に好天に恵まれそうで、広い範囲で流星を楽しむことができそう。全国各地の「こと座流星群」の様子をリアルタイムで紹介する24時間ライブ放送番組も予定されている。 国立天文台によると、こと座流星群は毎年4月22日ごろに極大を迎える流星群。流星数はそれほど多くないが、突発的に流星数が増加することがあるという。 アストロアーツでも「2014年の天文現象ガイド」の中で、4月22日のこと座流星群を紹介。「22日から23日にかけての夜、特に放射点が天頂近くまで上る深夜ごろが見つけやすいだろう」と解説している。 ウェザーニューズによると、22日夜から23日朝にかけての天気は穏やかに晴れる所が多く、広い範囲で流星観測が「バッチリ見える」と予想されている。ただ、北海道オホーツク海側、東日本太平洋側、九州南部、沖縄周辺は雲が多いため、雲の隙間からの流星観測になりそうだという。 4月22日には、こと座流星群としては初めて、24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」(BS910)も企画されている。放送は午後10時から。全国7か所で流星の様子を撮影した動画が生中継される。