近畿日本ツーリスト(KNT)は、グローバルリーダーを目指す小中高生向け教育プログラムを開発・販売するigs社と業務提携を締結したと発表した。 文部科学省は3月28日、現在の急速なグローバル化を踏まえ、語学力とともに幅広い教養、問題解決力などの国際的素養を身に付け、国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成する「スーパーグローバルハイスクール」指定校56校を選出。世界標準のコミュニケーション能力を持ったグローバル人材育成は、日本の重要課題と位置づけられ、専門知識やスキルを持った産学官民が一体となって取り組むべき課題となっている。 今回の業務提携は、両社の強みを生かし、スーパーグローバルハイスクール指定校をはじめ、グローバル人材育成に取り組む中学・高校から今の日本に必要なグローバル人材の輩出に貢献することが目的だ。 igs社は、グローバルリーダーのための国際教養とリーダーが持つべき能力開発の教育プログラムや、高校と大学を連携するディベートプラットフォーム、海外大学進路指導などのサービスを提供するなど、小中高生向け教育プログラムを開発・販売している。 今回の業務提携により、igs社が開発した世界標準のコミュニケーション力を身につける教育プログラムと、KNTの海外ネットワークを生かした海外研修プログラムを包括した研修旅行の開発を行い、グローバル人材育成の一環としての教育旅行の販売拡大をはかっていく。