中村学園女子中高、2026年に男女共学化・校名変更へ

 学校法人中村学園は2024年6月1日、これまで男子校・女子校で培った教育を生かし、創立100周年に向けて、中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校を男女共学校とし、新校名を「中村学園中学校・中村学園高等学校」とすることを発表した。これにともない、中村学園三陽中学校・高等学校の募集を停止するという。

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中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校
  • 中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校
  • グローバルキャンパス(留学生との交流)
  • 高大連携(大学との共同実験)
  • 講堂
  • 緑が多い校内

 学校法人中村学園は2024年6月1日、これまで男子校・女子校で培った教育を生かし、創立100周年に向けて、中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校を男女共学校とし、新校名を「中村学園中学校・中村学園高等学校」とすることを発表した。これにともない、中村学園三陽中学校・高等学校の募集を停止するという。

 中村学園は2024年に、創立70周年を迎える。創立100周年の新たな教育のステージ創出に向けて、これまでの男女別学教育の知見を生かし、2026年に中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校を男女共学化し、中村学園中学校・中村学園高等学校をスタートさせる。

 中村学園中学校・中村学園高等学校では、学園の教育の根幹である「人間教育」を土台とし、中村学園大学の併設校としての利点を生かした「高大連携教育」、中村学園独自の留学制度や文部科学省から認定されたSGH(スーパーグローバルハイスクール)とWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)での経験を生かした「グローバル教育」を継承発展する。また、企業との「産学連携教育」など特色ある教育活動にも力を入れていくとしている。

 さらに、高等学校では「令和の新しい時代に即したカリキュラム」を提供。具体的には、生徒の興味・関心に即したさまざまな科目を選択受講できるようにし、生徒のモチベーションや学習意欲を高めることで、生徒ひとりひとりが主役となる「個別最適」で「協働的」な学びを実現するという。

 校内には緑を多く配置し、空調設備が完備された体育館やトレーニングルーム、フレキシブルに学べる多目的教室など、協働学習の場を多く設置することで、生徒同士のコミュニケーションを育み、より主体的な思考を養う環境を整備していくとしている。

 なお、中村学園三陽中学校は2025年度(令和7年度)以降の生徒募集を停止、中村学園三陽高等学校は2026年度(令和8年度)以降の生徒募集を停止すると発表している。

《いろは》

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