早大就職率94.7%、金融・公務員・通信業が上位を占める

 早稲田大学の2013年度卒業生の最終的な就職率は94.7%となったことが、同大キャリアセンターの調査でわかった。就職者は学部生、大学院生あわせて約8,600人で、そのうち半数が大手300社に集中。企業別では金融機関、公務員、通信業、製造業などが上位を占めた。

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 早稲田大学の2013年度卒業生の最終的な就職率は94.7%となったことが、同大キャリアセンターの調査でわかった。就職者は学部生、大学院生あわせて約8,600人で、そのうち半数が大手300社に集中。企業別では金融機関、公務員、通信業、製造業などが上位を占めた。

 早大生の卒業後の進路は就職が7割、進学2割、そのほかが1割で、就職者は約8,600人だった。大手企業に集中する一方で、全体として約3,100社の企業・団体などに就職した。学部生は、進路報告者9,470人のうち68.7%の6,503人が就職し、前年度に比べて1.8ポイント増加。大学院生(修士課程)は、進路報告者3,009人のうち71.9%の2,162人が就職し、前年度に比べて1.1ポイント増加した。

 企業別では、金融機関、公務員、通信業、製造業が上位を占める例年通りの傾向になった。職種別では、男性は民間総合職・専門職など87.6%、公務員・教員9.2%、民間一般職2.7%、会社役員など0.5%。

 女性は、民間総合職・専門職81.6%、公務員・教員10.0%、民間一般職8.3%、会社役員など0.1%。男性と同様に総合職や専門職に就いている。

 2016年4月入社の新卒採用から、採用選考活動の開始時期が卒業・修了年度の4月1日から8月1日に後ろ倒しになるため、同大キャリアセンターは、就職活動期の学生に対し、さらなる支援をしていくという。
《田中志実》

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