北海道教育委員会は6月16日、平成27（2015）年度公立高校入試の学校裁量の実施予定を発表した。新たに根室高校が学力検査で「学校裁量問題」を導入し、計40校となる。また、推薦入試の要件も同日発表した。 国語・数学・英語の3教科において、問題の一部を各学校の判断により難易度の高いものに変更できる「学校裁量問題」は、すでに札幌東、札幌西、札幌南、札幌北など39校で導入されている。平成27年度より新たに根室（普通科）で導入する。 推薦入試における普通科の推薦要件一覧では、推薦入学枠と志望してほしい生徒像を表にまとめている。たとえば、札幌国際情報では、入学枠が30％、推薦要件が「礼儀正しく、自他の価値を認め、互いに協力し合う生徒」など3項目すべてを満たす生徒と規定している。 なお、今後発表される公立高校配置計画や市町村教育委員会の決定などにより、実施予定の学校名等が変更されることがある。
