「SPACE EXPO 宇宙博 2014 NASA・JAXAの挑戦」(千葉・幕張メッセ、7月19日~9月23日)では、1972年12月19日に太平洋上に着水したアポロ17号司令船のパラシュートが展示されている。1960年にNASAが計画を始めたアポロ月面着陸。アポロ17号は、大気圏への再突入後、パラシュートを展開して速度を緩め、太平洋上の海水に着水し無事帰還した。宇宙博2014で展示されているパラシュートは、実際に使用された3つのうちのひとつ。同イベントの公式サポーターである爆笑問題の田中裕二は、「僕が衝撃をうけたのは、アポロ帰還のパラシュート。あの汚れがリアルですごい!」と話していた。また、そのパラシュートと組む司令船(CM、Command Module)の訓練シュミレーターや、司令船のハッチの実物大レプリカで再現されている。訓練シュミレーターは、内部も忠実に再現され、さまざまな計器・スイッチ類に囲まれた狭い空間がうかがえる。