【全国学力テスト】大阪府、埼玉県、千葉県が結果概要を公表

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大阪府の学力テスト正答率比較
  • 大阪府の学力テスト正答率比較
  • 埼玉県の学力調査結果概要
  • 埼玉県の児童生徒質問調査結果
  • 千葉県の科目ごとの調査結果
 文部科学省が平成26年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を8月25日に公表したことから、大阪府、千葉県、埼玉県はそれぞれ結果の概要などを公表。大阪府は都道府県別で4科目の平均正答率が中学3年生で45位と全国平均との差が大きい結果になった。

 大阪府の小学校では昨年度と比較し、すべての科目で全国平均との差が拡大。最少で0.8ポイント、最大で国語Bは平均正答率を2.9ポイント下回った。中学校では、全国平均との差は依然として大きいが国語A、数学Bで改善がみられた。しかし、国語Aは2.4ポイント、国語Bでは3.8ポイント平均正答率を下回り、都道府県別で国語A、Bともに昨年度と同じ46位だった。

 学力テストとあわせて実施された生活習慣や学習環境を質問した児童生徒質問調査では、「授業内容がわかる」と答えた児童生徒の割合は全国水準を維持。しかし、授業以外の学習時間が30分未満の子どもは全国平均との差が大きく、さらなる取り組みが必要という。学習状況の調査では、小中学校ともに授業研究をともなう校内研修は定着し、実施回数は増加している。

 埼玉県は都道府県別の4科目平均正答率で小学6年生は29位、中学3年生は30位。小学校の国語はABともに平均回答率と同程度で国語Aの「読むこと」の問題で平均の1.3ポイント、国語Bの「話すこと・聞くこと」の問題では1.5ポイント上回った。算数Aでは全国平均を1.2ポイント下回った。中でも「図形」の問題では全国平均を1.8ポイント下回った。中学校数学Bでは全国平均と同程度だったが、「資料の活用」問題では数学Aが2.6ポイント、Bでは1.0ポイント、全国平均を下回った。

 アンケートでは、「毎日朝食を食べる」「学校のきまりを守っている」「家で自分で計画をたてて勉強している」「算数・数学の授業で学習したことは、将来、社会に出たときに役立つ」と回答した小学生、中学生の割合は全国平均より上回った。

 千葉県は、中学校の数学Aをのぞいた全科目で全国平均と同じかそれを上回った。都道府県別の4科目の平均正答率は小学6年生で17位、中学3年生で21位だった。中でも小学校国語Aは全国平均を2.9ポイント上回った。

 今後は詳しく分析して概要をリーフレットにまとめ、10月に各学校や市町村教育委員会に配布。退職教員などを学習サポーターとして市町村立小中学校に派遣して補習学習支援などを行い基礎学力の底上げを図る。
《田中志実》

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