北海道教育委員会は9月26日、「いじめ問題への対応状況の調査」結果を公表した。平成26年4月~6月に認知したいじめ1,020件のうち、85.1%にあたる868件は6月末現在で解消したという。 同調査は、いじめの問題の未然防止、早期発見・早期解消の取組みの一層の充実を図るため、札幌市立学校を除く道内すべての公立小学校916校と中学校522校、高校265校、特別支援学校61校の計1,764校を対象に実施。調査期間は平成26年4月~6月。 平成26年4月~6月に認知したいじめの件数は、小学校が365件、中学校が444件、高校が202件、特別支援学校が9件の計1,020件。このうち、「解消したもの」868件(85.1%)、「一定の解消が図られたが、継続支援中のもの」109件(10.7%)、「解消に向けて取組み中のもの」43件(4.2%)となった。 平成25年や平成24年度の同時期と比べると、認知したいじめの件数は減少傾向にある。