全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は、8月の本の売り上げベスト10を公開した。慶應大学は「大学4年間で絶対やっておくべきこと」(森川友義著)が4か月連続1位で、九州大学は7月に続いて「憲法主義」(内山奈月著)が1位になった。 大学生協では、「北海道大学生協」「東北大学生協」「東京大生協」「早稲田大生協」「慶應義塾生協」「名古屋大学生協」「京都大学生協」「同志社大生協」「大阪大生協」「九州大学生協」の10生協の書籍部で売れているベスト10を月に1回紹介している。 北海道大学は、塩野七生氏の新刊「ローマ亡き後の地中海世界1・2」が1位。上位に百田尚樹、池井戸潤、東野圭吾氏らの人気作家作品がある一方、7位には約30年前に発売された「ノックの音が」(星新一著)がランクインしている。 慶應義塾大学は「大学4年間で絶対やっておくべきこと」が5月から連続1位。九州大学は前月に引き続き「憲法主義」が1位。名古屋大学の1位「海賊とよばれた男 下」(百田尚樹著)、3位「海賊とよばれた男 上」(同)は前月に引き続きランクインした。 東京大学は、8月にオープンキャンパスが開催され、東大関連書籍の売り上げが伸びた。1位に「東大2015」(東京大学新聞社著)、3位に「東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと」(伊藤元重著)、5位に「東大首席弁護士が教える超速『7回読み』勉強法」(山口真由著)が入った。 各大学生協のブックベスト10と書籍部担当者のコメントはホームページで見ることができる。