大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は10月2日、入学後の学生の満足度が高い大学ランキング2014を発表した。1位「東京大学」、2位「京都大学」、3位「早稲田大学」がランクイン。難関大学が上位を占めた。 調査は、全国2,000校の進学校の進路指導教諭にアンケートを実施。入学後に学生の満足度が高い大学を5大学記入してもらい、1位の大学を5ポイント、2位を4ポイント、3位を3ポイント、4位を2ポイント、5位を1ポイントとして集計した。 入学後の学生の満足度が高い大学は、1位「東京大学」302ポイント、2位「京都大学」187ポイント、3位「早稲田大学」159ポイント、4位「東北大学」150ポイント、5位「慶應義塾大学」142ポイントとなった。 MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のうち、明治大学が6位86ポイントと突出して高い。それは、昨年まで連続で志願者日本一となった効果で、「難関を突破した」という満足度がより高まった結果ではないかという。 難関大学が上位を占める中、18位に「武蔵大学」がランクイン。少人数による丁寧な教育が行き渡っており、特に、1年次から全員がゼミに参加して切磋琢磨する中で、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった社会人基礎力が醸成され、結果として就職力が高いことが大きな要因ではないかと同サイトでは分析している。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆入学後の学生の満足度が高い大学ランキング20141位「東京大学」302ポイント2位「京都大学」187ポイント3位「早稲田大学」159ポイント4位「東北大学」150ポイント5位「慶應義塾大学」142ポイント6位「明治大学」86ポイント7位「国際基督教大学」68ポイント8位「一橋大学」63ポイント9位「北海道大学」60ポイント10位「東京工業大学」「名古屋大学」「上智大学」54ポイント